例の編集者の通夜に行ってきた。
遺影を見て、亡骸の顔を見て、本当に「いなくなってしまったんだ」と思った。
一気にいろいろなことを思い出す。
いちばん悔しいのは、本人かもしれない。
この世にいながら会えない人もいれば、
この世からいなくなってしまう人もいる。
この世にいれば、いつかは会えるかもしれないけど、
いなくなったら会えなくなる。
その人の生き方に敬意を表し、
その人の分まで一生懸命生きるしかない、とある人が言った。
確かに。
いつか、その人をうならせるようないいものが書けたらいいんだけど。