今場所、朝青龍がいきなり初日で負けたので心配していたが、
それ以来、ずっと勝っていてほっとしている。
このところCMなどでかわいい笑顔を振りまいているようだが、
私としてはもうちょっと悪役に徹してほしいところ。
勝ったあとでのガン飛ばしは相変わらずなので、うれしい限りだけど。
横綱は憎まれるくらい強くあってほしいものだ。
この時期、いつもなら野球が気になるところだが
どうも今年は・・・。
昔は贔屓のチームも選手もいたけれど、今はとりたててどこ、というのはない。
それでも毎年、なんとなく気になるはず。
プロ野球改革元年のはずが、いまひとつ盛り上がっていないのではないか。
仲良しの年下の女友達に会ったら、好きな人とのことで悩んでいた。
彼女は好きになったから、超速球ストレートでがんがん攻めたのだが、
彼はそれに対して疲れてしまったようで・・・。
今はひたすら待つ、と決めた彼女。
彼のことがわからないからなんとも言えないし、
彼女の決断を支持するしかないのだけど。
ひたすら待つってのもつらいもんだ。
ひたすら待っていることが、相手に伝わっていないかもしれないし。
「恋愛は最初が大事」みたいな観念があって、
つい、力関係を決めようと焦ってしまうことがあるのかも。
超速球、しかも直球ストレートを受け止められない男性も、
今どきは多いのだろうし。
こうしたらこうなる、というマニュアルがないのが恋愛。
出過ぎたら引く、引きすぎたら出てみる、ということを繰り返しながら
ふたりのちょうどいい距離感を作り出していくしかないのかなあ、と思う。
むずかしい・・・。
自分に置き換えてみても、恋愛パターンをもっているわけじゃないし、
相手によって自分もかなり変化するわけだし、
思いもかけないような自分を発見してしまったりもするし、
「好きになる」ってことは、一筋縄ではいかないものだから。
ただ、ある意味で、自我が崩壊するとか、これまでの自分の何かが崩れて
再生していく、というのが恋だという気もする。
そこまで関われたら本望というか。
自分を抑えてひたすら待っている彼女の心情を思うと、
彼女のこの恋がうまくいくことをひたすら祈りたい。