5月下旬は池袋演芸場に、お気に入りの菊之丞さんがトリで出演。10日間、全部違う噺をやったようだ。エライ!私は2回しか聞けなかったが、やはりおもしろい。人物描写はまだ工夫の余地があると思うけど、噺の運びがうまいし、登場人物に情がある、というのがこの人の持ち味。毎日違う噺を高座にかけるのは大変だと思うけど、その心意気がいい。これから本当にいい噺家になると思う。今、一押しの噺家さんだ。6月は中旬に鈴本に出るようなので、また楽しみ。