個別表示

脱出

締めきりに追われて、お尻に火がつき、沈みがちな気分を脱出。
結局、現実のほうが強いということか・・・。
ときに沈むことも悪くはない。自分を振り返れる時間になるから。
沈む、というよりは、あれこれ考えてもしょうがないことを
考えてしまうだけなのだけれど、そういうときはプラス思考になるはずもないから、
ついつい結果的に沈んでしまうのだろう。
それも自分の特質と考えるしかないのだけれど。

女友だちと話していて、「業が深い」と言われた。
私は彼女のほうがずっと業が深い女だなあ、と思っていたので、
笑いあってしまう。
自分のことは自分ではなかなかわからない。
というか、自分が思っている自分と、他人が思っている自分との間には
いつも何らかのギャップがある。
人間は時と場所に応じて、それなりに仮面をかぶるものだし、
仮面もまた自分である、と認識していればいいような気もする。
業の深い友人は、その業の深さ故、苦しんでいるのだが、
私は私で、自分自身をもてあましているようだ。