今日、取材したある人が、「人間って出会うべきときに出会って、
ある時期をともにしても、必要としなくなったとき別れることになる」と
言っていた。
確かに恋愛関係において、「もうこの人から得られるものは何もない」と去っていく女性たちはいる。
でもそれは、恋愛を損得で考えすぎじゃないかなあ、と私は常々思っている。
恋愛から「得るもの」は、「結果」でしかなくて、
そのときは「好きだから一緒にいたい」というシンプルな気持ちが
いちばんいいのではないだろうか?
出会いは確かに不思議な縁に満ちている。
続くかどうかは、運とタイミングもあるだろう。
必死に努力すればいいというものでもないのが、人間関係、特に恋愛関係の
不思議なところでもある。努力が報われない、という理不尽さがある。
何もしなくても、うまくいくときはいってしまうものだ・・・。
誰かを思うとせつなくなったり、不安になったりするのは
恋している証拠なんだろうか。
恋ってイメージではきれいだけど、現実は決してきれいなものじゃなくて、
精神的にきりきりと追いつめられるようなものではないか。
長く続けば穏やかにシフトしていく恋があるのも、わかってはいるのだけど。
いくつになっても、恋とか男女の関係に関しては、素人でしかない。