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料理データ 2011年2月

今月のテーマは、「最後の晩餐」です。
これが最後の晩ご飯になるかもしれないという時、あなたなら何を食べたいですか?
 

かわせみ 2011年02月04日(金)14:24

わが家の亭主は「おにぎり」と言いました。
う〜ん、確かに日本人の原点だし、お米にも炊き方にもこだわってはいるのですが、これだけメニュー充実してきたのにと、ちょっとがっくりしたことも事実。
塩だけつけたおにぎりに海苔を巻くのですが、その海苔は味付け海苔より韓国海苔の方がわが家の好みです。
そういえば、昔々、乗鞍岳に登った時、山小屋のおっきなストーブのそばで食べたおにぎりと豚汁がめちゃくちゃおいしかったなぁ。

私は、大手術の前日、実は何を食べたかよく覚えてないのです。
ま、手術1週間前から入院してたので、病院食だったと思うけど、前夜の食事ってうんと消化のいい物を少しだけっていうことになってますからねぇ。
でも、前々日の夕食も覚えてない・・・。
もしもあのまま死んでたら、私きっと化けて出たんじゃないかと思うわ。
死刑囚だって最後の晩餐に何食べたいかって訊いてもらえるらしいのに、病院はまったくもって配慮不足です。
でも、私は食べたいものが多すぎて、今から考えておかないと決まりそうにないのが悩みです。
わさびを利かせた鯛茶漬け、なだ万の雀寿司に木の芽を添えて、自家製スモークサーモンのマリネ、メロン果汁をひとたらししたヴィシソワーズスープ、鰻の白焼きをワサビ醤油で、茹でたての越前ガニをポン酢で、鯛の子を甘めの薄味でたいたん、大粒の生ウニをご飯に乗っけて・・・ああ、きりがない!
結局、コアントロー入り生チョコ一粒、なんてことにならぬよう、その日に備えて体力維持していかなくちゃ。
 

亀山早苗 2011年02月05日(土)20:15

その昔、みんなでそういう話をしていて、とある中華料理屋の「フカヒレ丼」を
最後の晩餐にしたい、と言ったことがありました。

だけど今は・・・かわせみさんのご主人と同じです。
精米したての白米で作ったおにぎり。
年齢を無視して言うなら、母の作ったおにぎりとおみおつけ、かな〜。
母に聞いたら、とある料理屋の和食! と張り切って答えました。
ロマンのない女・・・。

やはりその昔、母が胃の大手術をする前、1週間、好きなものを食べさせてあげました。
寿司に鰻にイタリアンに懐石に・・・。
手術後、「またおいしいものが食べたい」一心で、けっこう早く回復してましたね。
食べることって、やっぱり生きる力なんですよねえ。

えみ 2011年02月05日(土)21:20

超久しぶりにかきこです。私は絶対、お寿司です。極上の江戸前にぎり。できればカウンターで好きな物だけ注文して好きなだけ食べたい。トロ、ウニ、イクラ、オドリにアワビ。そんなのばっかり注文したら、絶対カレシに嫌われるだろうなあ。でも、最後なんだから許してくれるんじゃないかな。

かわせみ 2011年02月05日(土)21:34

早苗さん
おにぎり派って多いですね。
白いご飯に塩つけて握っただけなのに、お茶碗のご飯とは別物になっちゃうのも面白いです。
いわゆるおふくろの味っていうのも、やはり納得できますね。
でも、私にはおふくろの味ってのがないの。母は大の料理嫌いだったから。
いつもながら、お母様のバイタリティーには敬服です。

えみさん
おお、お久しぶりです!
お寿司といえば、私はちらしや押し寿司なんです。生もののにぎりってのが苦手で。安上がりでしょ。
でも、最後くらい、お値段見ずに注文していいんじゃない。
お寿司も人気ありそうね。ご馳走の代名詞だもの。
 

white gate 2011年02月05日(土)23:26

私は、ウチの旦那が作ったカレーです。
で、いつもの2倍、豚肉を入れてもらいます。
ご飯は麦飯。
いつもは、ご飯は少な目にしているのですが、
どうせ最後の晩餐で、今後一切ダイエットを気にしなくていいので、
ご飯もカレーも「うう〜、おなかが破裂するぅ〜」となるくらいまでおかわりします。

シメは自分の十八番のリンゴのヨーグルトケーキでしょうか。
あの世にオーブンがあるかどうかわかりませんしね。

亀山早苗 2011年02月05日(土)23:48

えみさん
お久しぶりです〜。
私もねえ、お寿司ってのも惹かれるんですよねえ。
行ったことないけど、銀座次郎のお寿司を、カウンターで腹一杯。
あわびやボタン海老、残念ながら大トロの味はいまいちわからないので中トロ。

締めは・・・どっかおいし〜いパーラーで
チョコレートパフェかな・・・。
なんだかチョコレートパフェって、原点なんですよねえ。

最後の最後はおふくろの味ってのは、よくわかります。
最後は原点に返るってことでしょうねえ。
塩むすびに、ぱりっぱりの海苔。
何も入れなくてもいいけど、入れるとすればやはり母の梅干し。
母が作った、「なんちゃってみたらし団子」(小麦粉だか白玉粉だかを練って作るだけ)も
食べてみたいかも・・・。

white gateさん、だんなさんの作ったカレーだなんて、幸せ〜だなあ。
羨ましいです。

かわせみ 2011年02月06日(日)11:17

white gateさん
あら、ご馳走さま。旦那様のカレーだなんて、最高ですね!
私は食べさせるばかりで、手作りを食べさせてもらったことがないので、うらやましいです。
うちの亭主は、最近、ゆで卵が作れるようになりましたが、私は固ゆで卵よりとろとろ半熟が好きなんです。

早苗さん
そうそう、おふくろの味と言えば、私はおばあちゃんの味なんですよ。
幼児のころ病気で死にかけてた時があって、医者が見放して好きなもん食べさせてやってくれと言ったそうです。
で、母方のひいおばあちゃんにお雑煮をリクエストして、翌日にはしっかり生き返っちゃったとか。
私の味の原点は、味噌もお漬物も母ではなくてこのひいおばあちゃんの味なんですよね。
そうだ、私の最後の晩餐は、杵と臼でついた丸餅を茹でて使ったお雑煮にしよう!
デザートは和菓子の水無月がいいかな。
 

亀山早苗 2011年02月07日(月)01:47

かわせみさん
あ〜、おばあちゃんの味〜。
これもまた惹かれますねえ。
うちのおばあちゃんは、料理上手でした。
混ぜご飯なんて、誰にも真似できない。
そばつゆとか。懐かしい〜。
母は、おばあちゃんがさっと作ったチャーハンがおいしかったというけど、
私は記憶がなくて・・・。

う〜、なんだかおばあちゃんに会いたくなった。
たまに夢に出てきてくれるんだけど、今日あたり出てこないかしら・・・。

お雑煮の味はどんなんですか?
1月に京料理屋で白味噌のお雑煮食べたけど、おいしかったです。
うちは鶏肉や三つ葉の関東風あっさり・・・でした。
お雑煮も久しく食べてないわあ。

かわせみ 2011年02月07日(月)13:46

早苗さん
うちのお雑煮は、関西ですからやはり白味噌仕立てで茹でた丸餅です。
だしはお昆布だけで、鰹節は使いません。
ただ、京都と違って白味噌は西京味噌より少し塩みが強く熟成の進んだ物です。
花麹をたっぷり使って、香りが良く、普通のお味噌と西京味噌のいいとこ取りって感じ。
小芋とさっと火を通した大根人参を入れ、三つ葉と茹でた海老を飾ります。
食べる時にほぐした焼き鮭を少々乗せます。
お餅と小芋のとろみ、野菜のしゃきっとした感触、それにのっけ物の旨みが絡み合ったおいしさです。
ああ、また食べたくなってきた。
私のひいおばあちゃんは江戸時代の生まれで98歳まで生きましたが、祖母、母と、だんだん料理下手になってしまったので、ここらで私が挽回しないと、なんて変な使命感があります。
彼女は性格も一番しっかりしてたようですが、進取の気性が強くて、田舎のお地蔵さんに水玉やイチゴ柄の涎掛けを作って着せたり、終戦直後から村でアスパラガスの栽培を推進したり。
ああ、ひいおばあちゃん、懐かしいなぁ〜 

HANA 2011年02月09日(水)16:56

ここを読んでいたら、おもちが食べたくなって…
今日のお昼ご飯は、冷蔵庫に残っていたおもちを焼きました。
『いり番茶』というお茶を、つい数ヶ月前に知り、ファンになってしまったので
海苔を巻いたおもちと、いり番茶です。
いり番茶って、京都では普通に飲むらしいですが、ほかの地域でも飲むところは
あるのでしょうか?

ついでに。
おにぎりに韓国海苔って、かわせみさんが書かれていましたが、
今、スーパーなどで『塩のり』というのを売っているの、ご存知ですか?
韓国海苔のように、ごま油風味がなくて(よって、素手で食べてもぬるぬるになりません)
ほんのり塩味の海苔で、おにぎりにちょうどよいサイズ(1/4枚くらい?の長方形)なのです。
私は、おにぎりは、最近、これです。

最後の食事。
たしかに、おにぎりのような素朴なものも、そそられますね〜。
私はおにぎりなら、半分くらい焼いたたらこを中に入れたい。
特別なときしか食べられない、豪華なものもいいけれど…。
たったひとつ選ぶのって、迷いますね。
私は、そんなに特別なものじゃなくてもいいから、
彼だった人とふたりで、静かに『おいしい日本酒』をのみながら
ちょこっと何かつまみたいかなぁ。
まず実現しそうにない、夢のような話ですが…。
とは言っても、仲良しの友人とべらべら喋りながらおいしいものも食べたくて、
まぁ夫とも『思い出話』なんかしながら、普段通りの食事もしたいし。
自分で『これが最後の食事』ってわかったら、
本当のところは、何も喉を通らないのかもしれませんね。
今夜は、とりあえず、お刺身です。

亀山早苗 2011年02月10日(木)04:03

かわせみさん
そ、そのお雑煮、おいしそう・・・。
私、麹の利いたお味噌って大好きなんです〜。
友だちが大豆と塩と麹にこだわった手作り味噌をくれたことがあって、
あまりのうまさに絶句・・・でした。
米味噌醤油さえあれば困らない・・・って本当です。

最後の晩餐・・・。
いろいろ考えても、やはり原点の塩むすびか、はたまた寿司かで迷うな・・・。
血の滴るようなステーキってのにも惹かれますけどねえ。

かわせみ 2011年02月10日(木)09:40

HANAさん
塩のりって知らなかったです。
私は味付け海苔の味の重さが気に入らなかったので、今度試してみたいです。
誰と食べるかというのも、最後の晩餐のキーポイントかもしれませんね。
私は亭主しかいないけど、他の選択肢がある人もちょっとうらやましい気がします。
いっそ、お世話になった人みんな呼んでお雑煮パーティーってのもいいかな。

早苗さん
私は教室でお味噌作りも教えてたので、ちょっとこだわり味噌です。
麹を普通の倍使うんですよ。
しかし、血の滴るようなステーキって・・・若いなぁ〜
 

white gate 2011年02月17日(木)22:22

お餅の話が出ていたので、お餅を使ったお菓子のレシピをちょこっと。

<おかき>

材料 切り餅5枚、醤油、おしゃぶりこんぶ又はミックスナッツ

作り方

1.お餅を5ミリの厚みにスライスし、天日に1日干す。
2.カラカラになったら、オーブントースターで2〜3分焼く。砕けやすいので注意。
3.お醤油をかけ、おしゃぶりこんぶと一緒に食べる。

<くるみ餅>

材料(10〜12個)

切り餅 4個(200g)
くるみ 30g(軽く炒っておく)
黒砂糖 好みで50〜80g
水   50cc
片栗粉 適量

作り方

1.耐熱容器に黒砂糖と水と切り餅を入れてラップをし、電子レンジで2〜4分、様子を見ながら餅がやわらかくなるまで加熱する。
2.レンジから取り出して、すりこぎなどで餅を叩いて延ばす。餅が茶色になるよう、黒砂糖となじませる。
3.2.にくるみを加えてつきながら混ぜる。
4.一塊になったら、片栗粉をつけた手で平らにのばし、片栗粉を振ったラップにくるんで冷蔵庫で冷やす。ラップに振る片栗粉は多めに。
5.固まったら、包丁で食べやすい大きさに切り分ける。


レシピではなく、最後の晩餐ネタのコーナーなのに、脱線してゴメンナサイ。。

血の滴るステーキ、私も好きですよ〜。
両面1秒ずつジュッジュッと焼いたような超レアのステーキ。
フルボディのしぶ〜い赤ワインと一緒にいただきたいですねぇ。

ああ、飲みたくなってきた。
最後の晩餐・・・ざるそばと冷の日本酒ってのもいいかも。
あ、ついでに、そばがきと海老天も〜。

かわせみ 2011年02月18日(金)23:18

white gateさん
お餅レシピありがとう!
そういえば、昔、おばあちゃんが薄切りお餅を乾かして油で揚げてくれました。桜海老を砕いて混ぜたお餅を揚げたのが一番好きだったわ。
ものすごく膨らむのが面白くて、いつもそばで見てました。
大阪にも「くるみ餅」っていう銘菓があるんだけど、それはくるみペースト入りのうぐいす餡をまぶしたお団子なんですよ。
white gateさんのくるみ餅も作ってみますね。
関東はそば好きが多いのね。私はやっぱりおうどんです。
ここ数年、おうどんも手打ちの讃岐うどん作って冷凍保存するようになりました。
 

white gate 2011年02月26日(土)08:20

大阪のくるみ餅、おいしそう〜。
今度、夫が大阪出張になるとき、買ってきてもらいます。

うどん好きは関西全体の傾向なのでしょうか。
先日、香川出身の友人と話をしていたとき、
「東京に出てきたとき、大みそかに蕎麦を食べるというのを知ってびっくりした。『大みそかはうどんだよ!』って思っていたから」
などと言っていたので、こちらの方がびっくりしました。
かわせみさんのお話を伺って、関西全体の傾向なのかな〜…と。

讃岐うどんを手打ちですか、すごいですねぇ。
私は面倒で、乾麺を買っちゃいます。
冷凍…大変ではありませんか?
麺同士がくっついちゃうとか、解凍しにくい・・・とか。
私もやってみたいけど、ん〜〜…。
もしよかったら、技を教えてくださいm(_ _)m

かわせみ 2011年03月03日(木)22:41

white gateさん

ちょっとバタバタしてて、遅くなってごめんなさい。

讃岐うどんの手打ちは、そんなに難しくないですよ。
私はパンこね器でこねますが、餅つき機でも可能だと思います。

コツは、何よりも、讃岐うどん専用の粉を買うことです。これだけで全然違います。
業務用のは普通25kg入りだから、ちょっと勇気いりますよね。讃岐うどんのお店で小分けしたのを売ってるので、ネットで注文したらいいです。
讃岐うどんは、水分が多いことと、寝かす時間が長いことが特徴です。
1kgの粉に水430g(夏30℃)から460g(冬10℃)使います。
水に溶かす塩の量は、冬45gから夏55g。にがり分の多いお塩を使います。
寒い時期の方が作りやすく、おいしいです。まとまりにくかったら10〜15cc水を増やしてもいいです。粉によって吸水量が違います。
ざっと材料を混ぜ合わせてまとめてこね、ビニルに入れて冷蔵庫で寝かします。冬8時間、夏6時間以上。
少量の打ち粉を振って、麺棒で四方向に押し延ばし、巻き取りを繰り返して、3〜4mm厚さにします。
少し多めに打ち粉を振って、屏風だたみにし、切っていきます。私は、紙を切るカッター(台に長い刃の一方が止めつけられた物)で切りますが、包丁で切るときは長い刃の物を使ってください。
1,2人分づつ二折にまとめて、バットに並べてラップして冷凍、凍ったらひとつづつビニルに入れなおして保存します。解凍は前日に冷蔵庫へ入れておけばOKです。
茹でる時にはたっぷりのお湯で。
1kgの粉で12人前くらいできます。

大阪では、うどんすきというのをよくします。
海老や鶏ムネ肉なんかとお野菜、生麩、かまぼこなどをうどん出汁でお鍋にして、おうどん入れて食べます。
おろし生姜とゆず汁、もみじおろし、刻みねぎをかけるとおいしいです。
このおうどんを固めに茹でて使うと、お鍋に入れても煮崩れないのでいいですよ。
 

white gate 2011年03月09日(水)23:45

かわせみさん、ありがとうございます!
うう、おいしそう。
冷凍うどん、確定申告が終わったらやってみます!

うどんすき、いいなぁ〜〜。
もみじおろしの入ったうどんなんておいしそう。
関西だと、上品な味わいなんでしょうね。

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