今週はバレエを2本観た。
グルジア国立バレエ団の「白鳥の湖」と「ドン・キホーテ」。
グルジア国立バレエ団は、アメリカンバレエシアターで人気実力ともにあったニーナ・アナニアシヴィリが芸術監督になって来日した。
アナニアシヴィリというダンサーは、おそらく私がいちばん好きなダンサーのひとり。ダイナミックな踊りに繊細な表現力が魅力だった。
一昨年だったか昨年だったか出産し、もう踊らないのかなあと思っていた。ところがなんと見事に復活。
あれほど表現力豊かな白鳥には、そうそうお目にかかれない。
もちろん、若いときほどの激しい踊りは無理かもしれない。(それでも充分に動いていたし、激しい踊りでも軸がぶれないのはさすが)
それを補ってあまりある表現力だ。
バレエという芸術は、どこか儚い。
容姿や体力は、誰だって若いときのほうがいいに決まっている。だが、その若いときには、深い精神性は表現できない。
アナニアシヴィリ44歳。今の表現力はピークに近いのかもしれない。だが、おそらく、20代より高く飛べることはないだろう。
体力と精神のピークが決して一致しない芸術。
だが、いつの年代でも、彼ら彼女らは、そのギャップを埋めるべく、血のにじむような努力を重ねる。
そこが美しいのかもしれない・・・。
わたしは、数回しか、まだ生のバレエを見たことがありませんが・・・
やっぱり凄い表現ですよね。
友人が演出をしているのですが、容姿や体力だけでも駄目!若いだけでも駄目!どんなに才能があっても、それに驕ると駄目だとも話していました。
あ〜〜 観たくなりましたよん。でも・・「観に行って来る」と話したら最後・・・我が家の二人が「付いて行く〜」と言いかねない。3枚はきついかな〜 とケチなごんはぶつぶつと思うのでした!笑
ごんさん
バレエって、本当におもしろいですよね。
肉体でどこまで表現できるか・・・。
でも肉体だけじゃないんですよねえ。
すべての芸術は、そこに人間性が出ます。
ま、仕事も一緒かもしれませんが。
若いころに芸術に親しむのはいいことですよ〜。
ごんかあさん、連れて行ってあげて!
(でも確かにチケット3枚はきついな・・・)
早苗さん
私は5歳から中一までクラッシックバレエを習っておりました。
(意外にお嬢様でしょ???)
なのになのに、生のバレエを見たことがありません。
いつかいつかと思いながらこの年になってしまいました。
「リトル・ダンサ−」見ました?
男の子がバレエダンサ−を目指すお話。
父親との心の交流にも泣けましたが、
最後に成長した彼が主役の白鳥になって舞台に飛び出す場面があるのですが
その役のそれだけのために出演したアダム・クーパーの素敵だったこと・・・
なぜかあの一瞬だけで号泣しました。何度見ても泣けます。
ぜひぜひ本物のアダム・クーパーのステ−ジ見たいです。
男性だけの「白鳥の湖」の群舞・・・圧巻でしょうねぇ。
お、お嬢様〜〜〜。
私もバレエ習いたかったなあ。
今さら習うのはこっぱずかしくてできませんが。
アダム・クーパーのナマ舞台、見たことがあります。
確かにすごかった・・・。
と言いつつ、私はどうしても女性ダンサーに目がいってしまうのですが。
バレエは、男性が謙虚なところがいいですよね。
絶対、女性の前に出てお辞儀するようなことはなく、
あくまで「添え物」(古典ではね)って感じがいいなあ、と。
いや、決して女尊男卑ではないのですが。
う〜〜んと考えて半分自己負担を考えつきました!
「半分出しなさい。そしたら連れていってあげ〜〜る」と・・・
「じゃ〜〜〜いかない〜」でした。
ほら・・・やっぱり自分のお金だったら、使いたくないみたいです。笑
あはは〜、ごんさんって賢い母!
HANA 2007年08月08日(水)12:16私もバレエ、習いたかったです〜。
近所で習っている友達のお家に遊びに行くと、
シューズ履かせてもらって、爪先立ちしたりしていました。
ナマのステージは、友人のバレエの発表会だけ…。
ナマって、音楽もですが、やっぱり迫力が違って、いいですよね。
このごろ、そういうことをしないで生活しているな〜と、振り返っています。
小学生のとき、都の音楽コンクールに学校のクラブで出たのですが、
そのときの演奏曲が『白鳥の湖』だった…なんて、もう何十年前のことを
急に思い出しました。
子供の演奏なんて、芸術とは呼べないほど幼稚な世界…。
それでも、自分達は『すごいことしてる!』と思いながら、休みも返上して
練習したんですよね。
大人になると、そういう感動、なくなってしまって
ちょっと寂しいです。