今日から2月。日記もちょっと文体を変えようと思う。
ここでは本音がんがん書くつもり。
今日は雑用をいろいろこなすはずが、起きれば夕方、の日。
今日になって麻雀疲れが出たか・・・。
一応、朝まで仕事してたから・・・と言い訳。
昨日は新宿・紀伊国屋ホールの寄席へ行った。
初花の「牛ほめ」、菊之丞の「明烏」、扇橋の「あんまの炬燵」
花緑の「夢金」、権太楼の「茶の湯」というプログラム。
菊之丞という人、初めて聴いたけど、若いわりに若旦那や花魁の描写がうまい。
今後が楽しみ。花緑は、このところよく聴いているのだけど、勢いがあって、
何より自分らしい工夫がある。
権太楼という人は、とにかく顔で得してる。まさに福顔で、
こういう明るい噺をやると、客席が明るくなる。
落語って楽しいなあ・・・
それにしても、中尊寺ゆつこさんの死はショックだった。
面識はないけれど、同世代の死はこたえる。
時代を先取りできる人だったのに・・・
中村七之助丈の事件も驚いた。
まあ、酔って警官殴った、というのは社会的には許されざることだけど、
警官にケガがあったわけでもないし、それほど騒がなくても・・・というのが本音。
もちろん、擁護しているのではないが、
一般人だったら、それほど大騒ぎになるようなことでもないだろう。
正直言うと、私は芸で楽しませてくれたら、多少のことはいいんじゃないの、と
思っている。人格がどうあろうと、私生活がどうあろうと。
立派な人、である必要なんてないんじゃないか、と。
まあ、これはどの職業にも言えることではあるが。
その職業で一流であるなら、他のことはどうでもいいはずなんだけど。
昨日の寄席で噺家さんが言ってた。
「我々の世界では、あんなことは日常茶飯事。有名じゃないから騒がれないだけ」
って。
もちろん、いいことじゃないし、ちゃんとそれなりに罪は償うべきだけど。
歌舞伎の世界で、隠し子騒動なんてのもあったけど、
今は情報社会だから表面化してしまうだけのこと。
それくらいのことは、あの世界ではいくらでもあるだろうし、
当事者同士の話がついていれば、社会的に制裁を加えられるような問題でもない。
芸の世界において、「人として立派」であることを求められるなんて、
なんだかおかしいような気がするなあ、と思ってしまう。