2011年03月30日

覚悟と責任

覚悟が遅れると判断が鈍り、結果的にすべてが最悪の方向に転がっていく、という事例を、私たちは毎日、目の当たりにさせられている。

問題が起こった当初、なぜ菅さんはアメリカから保冷剤をもらわなかったのだろう。廃炉にしたくなかったからだろう。このままだと危ないことになりますよ、となぜ誰も言えなかったの? 廃炉どころじゃないことになりますよ、と言える人はいなかったの? 責任とらされるのが怖かったの?

恩返しはあとから考えればいい。今はとにかく、政府が見栄もプライドも捨てて、世界中に「助けて」と叫び続けたほうがいい。