夕方から外に出た。家にこもってうなるのに飽きてしまったから。
興が乗って、2時間近くも早足でウォーキング。
汗みどろになって帰宅した。
身体を使うと、やはり気分がすっきりする。
最近、女友だちから、「彼に会って」と言われることが多い。
うーん、私が男を見る目があると思っているのだろうか。
あったらこんなに苦労してないのに・・・と思いつつも、
(いつもオマエが悪いんだろー、という神の声が聞こえるが)
なんとなく興味があって一緒に食事なんぞしてしまう。
私が人を見るときのキーポイントは、笑顔がゆがんでいないかどうか。
笑った顔がゆがんでいる人は、どことなく信用できないから。
あとは目、かなあ。
目を合わせない人はやっぱり信用できないし、
目の持つ力の弱い人も、どことなく生命力が弱いような気がする。
生きてきた道筋ってのは、必ず表情に出るものだ。
---------------------------------------------------------------------------
[117] 台風も去って 投稿者:さなえ 投稿日:2005/08/26(Fri) 20:09
昨夜から未明にかけての台風通過による風と雨、けっこうすごかった。
風の音を聞きながら結局、朝まで机の前でうなっていた。
うなるだけでほとんど進まないのだけど、
うなったり泣いたりしている時間を経ないと、これまた先に進まない。
もはや何がつらいのか、何が苦しいのかわからなくなったところで、
ようやく手が動き出す。
いつものことながら、本の原稿はけっこうつらい。
小説のようにゼロから生み出しているわけでもないのに、
何をえらそうに、と我ながら思うのだけど、
取材させてもらった人たちがいるだけに、その意図を、
自分を通すことで、どうやって伝えられるのか、で
逆に呻吟してしまうところがある。
うんうんうなっているうちに、いろんなことを考え始めてしまうから、
頭の中はワンダーランド状態。
でも、こういうときは前向きになれなくて、
悪いことばかり考えてしまう。
本当は身体でも動かして、再度ニュートラルな状態にしたほうがいい
のかもしれないけど、私はどんどん暗い方向へもぐっていく。
最悪、どん底、人生なーんもいいことなんてない、と
ぶち切れたとき、案外、原稿が進んだりするからだ。
本当はもうちょっと、「お仕事、お仕事」と割り切って書ければ
いいなあ、と思うけれど、どうもそういう体質ではないらしい。
夜中にひとりうめいたり泣いたりしている女、
って客観的に見ると不気味だけど。