No.177の記事

講習会、もしくはトーク番組

リンクも貼っている友人、「Shinobu」さんが
始めようとしている、「大人の学校」というのがある。
その講習会、というのか、
トーク番組(いずれネットラジオで配信される予定)というのか、
そのゲストに招かれて、長い時間、おしゃべりしてきた。
いやー、とっても楽しかった。
聴衆は男女半々で合計20人。
こじんまりとした会だったから、来ている人たちにも多少は話を聞けたし、
私も言いたい放題。編集が大変だろうなあ・・・。

テレビもラジオも何度か出たが、テレビはやっぱりつらい。
収録だと、1時間近く話したのに、たった1分くらいに編集されているし。
その点、生放送のラジオはとても楽しい。
でも、今日みたいな会がいちばんおもしろいかも。
もっと来ている人たちに話が聞けたらよかったのだけど・・・。
ちなみにお題は、「抱きたい男、抱かれたい男」。
男性たちが、性に対して臆病になっている昨今、
なんとかもっと色気のある大人たちよ、増えよ、というのが「Sinobu」さんの狙い。
私もそれには賛同するので、ついつい力の入ったしゃべりになってしまった。

セックスそのものをするかしないか、というのは二義的な問題。
男も女も、もっと色気をもとう、というのが趣旨だ。
イタリア男、とまではいかなくても、
もっと男性が女性の目を意識しておしゃれしたり、
あるいはもっと文化に接したりしてもいいのではないか。
ただの友だちでも知り合いでも、あるいは通りすがりであっても、
もっと互いに自分の性、相手の性を意識してもいいのではないか。
そして、特に男たちは、
自分たちの「感情」や「気持ち」をもっとストレートに言葉にしても
いいのではないか。
もはや沈黙は金、という時代ではないのだから。
言葉が伝える役割は小さくても、
やはり「話さなければ分かり合えない」ことは多いはずだから。

個々人が、大人の色気をもたない限り、
色っぽい社会、つまり成熟した社会にはなっていかない。